公売のお知らせがきました!
不動産屋をしていると色々なお知らせがきます。昨日は大阪国税局様より宍粟市山崎町の土地建物の公売(競売)のお知らせが届きました。
公売は一般的な不動産売買より安いと言われていますが、安い分、多くのデメリットがあります。今回はそのデメリットについてお話したいと思います。
・何かトラブルがあっても国は責任を一切負いません!
最大のデメリットはこれに尽きると思います。上の文章は公売のお知らせに添付されていたものです。(2)・(3)が免責事項に該当します。雨漏り・シロアリ被害・水道管の破損等があっても入札した人がなんとかして下さいというものです。さらに土地建物が誰かに勝手に占拠されていた場合も、自分でなんとかして下さいということになります。公示内容と現況が大きく違っていても、文句は言えません。不動産会社がしている確認事項・保証を一切しない代わりに安いのです。
今回の公売物件は、持分6分の4となっていました。謄本を見ていないため分かりませんが、残りの持分は誰かが持っており、入札して住むにしても残りの持分を持っておられる方と協議しないといけません。おそらく残りの持分を買い取ることになると思います。
9筆で、見積価格は8,232,000円。上記デメリットを踏まえ、高いのか安いのか考える必要があります。公売は不動産や法律に関して専門的な知識を持っており、何が起きても動じない玄人向けだと思います。