心理的瑕疵と不動産

2024年10月8日 2024年10月9日

igaki

近年、過去に自殺・他殺・事故死・孤独死などがあった物件が様々なところで話題にされるようになってきました。不動産用語では心理的瑕疵と言い、借主・買主に心理的な抵抗が生じる恐れのある瑕疵を表します。

上記以外にも火災や近くに墓地や嫌悪・迷惑施設が立地していること、近隣に指定暴力団構成員等が居住していることなども該当します。売主様・不動産会社ともに事実を隠したまま契約すると契約不適合責任に問われる可能性があります。

不動産の賃貸や売買をさせて頂いていると、心理的瑕疵があるお家に出会うことがあります。売主様から直接お聞きすることもあれば、調査を進めていく中で分かる場合もございます。

当社では必ず売主様から過去に心理的瑕疵に当たるような事件・事故がなかったか確認させて頂きます。またそのような事件・事故がなかったかできうる限り調査させて頂きます。

そのような事実があった場合、必ずお伝えさせて頂きます。宅建業者には行政機関が持っている事件事故情報を開示させる権力はありませんので、過去に合ったことを100％知ることは困難ですが、知っている情報は全てお伝え致します。